消防訓練って具体的に何をするんですか?
消防訓練の実施種別については、以下の通りになります。
- 総合訓練‥火災の発生から消防隊の到着までの一連の自衛消防活動について「消火訓練」・「通報訓練」・「避難訓練」及び応急処置等の要素を取り入れて総合的に行う訓練です。
- 部分訓練‥個別に行う訓練で「消火訓練」・「通報訓練」・「避難訓練」の各訓練を個別に行います。
青木防災㈱の訓練では「総合訓練」を基本とし、総合訓練が難しい場合は「部分訓練」で対応させて頂きます。
消火訓練
「消火訓練」にて実施する項目は、以下の通りです。
- 水消火器と訓練用疑似火災装置を用いた消火訓練(実際の炎の恐怖体感)
- 屋内・屋外消火栓を用いた消火訓練(放水圧力の体感)
- 消火器具のない場合の消火方法(タオルや砂など)
避難訓練
「避難訓練」にて実施する項目は、以下の通りです。
- 誘導灯・非常照明の効果体感
- 避難経路の確認
- 煙道避難訓練
- 傷病者を介助しての避難
※なお弊社で実施する場合、煙発生装置には人体に無害である「音楽ライブなどの演出に用いる機器」を用意しておりますので、訓練中に煙を吸い込んでしまっても問題ありません。
通報訓練
「通報訓練」にて実施する項目は、以下の通りです。
- いくつかのシチュエーションでの通報体験(消防及び救急)
- 火災通報装置の使用シミュレーション(試験装置を用いた通報)
- 館内放送、電話等の連絡訓練
※(6)項イ 病院・診療所や(6)項ロ及びハ 福祉施設においては119番直通の火災通報装置があれば、それを実際に使用して通報訓練を行います
その他、避難や火災になる要因などを館内を歩いて説明・指導する「危険ミーティング」を実施し、職員や利用者に普段からできる防災対策を認識して頂き、消防設備を使用することの無い様 “プロの消防設備士” の見地から指導することも可能です。
上述した通りのことを消防法に則り「1年に2回」実施し、利用者の防災意識を高めていき災害に備えます。
お気軽にお問い合わせ下さいませ。