ダイジェット工業株式会社 様

貴社の事業内容と、草野課長と浦井戸課長様のお仕事について教えて頂けますでしょうか。

＜草野 課長＞
ダイジェット工業は1938年に創業され、84年の歴史があります。
代表的なものづくりには金型などの金属加工が挙げられますが、当社は創業以来、専業メーカーとして「超硬工具」という金属加工用工具の製造、いわば「ものづくりのためのものづくり」を担っています。
当社の強みとしましては、加工する金型等に合わせた材料設計が可能なところです。原料粉末の調製から材料開発・設計・完成工具の製造までを全て自社で行っています。

＜浦井戸 課長＞
当社のロゴマークには「ダイヤモンドのように硬く、ジェット機より速く」という意味が込められています。
超硬工具について、日常のシーンで馴染みはないかもしれませんが、自動車・航空機・半導体・医療機器など様々な分野で使用されており、大量生産に必要な金型を加工する、ものづくりを下から支えている、なくてはならないものです。

＜草野 課長＞
経理部調達課に所属しています。原材料や部品・商品の仕入れだけでなく、生産設備やサービスおよび配送委託など、会社が事業活動を行う上で必要となる物を購入・発注する窓口を担当しています。

＜浦井戸 課長＞
安全環境課というところで、「安全」と「環境」の異なる二つを担当しています。まず、安全という言葉の通り、従業員の安全や健康管理の対応。環境はISOや廃棄物の管理等、一般的な環境問題に関する担当です。それらの業務の中で防火・防災管理については、青木防災㈱様と常日頃よりタッグを組んで実施しています。

なぜ防火管理・防災業務に力を入れられているのでしょうか。

＜浦井戸 課長＞
理由としては、超硬合金の製造過程で使用する設備である「焼結炉」や有機溶剤の「危険物貯蔵所・取扱所」等がある為、防火管理が必要不可欠であることが挙げられます。
昔の書類を見てみますと、昭和55年に作られた平野消防署様への届出がありました。今ではパソコン等で作成できるものですが、当時の物は当社の元会長の自筆でサインが記入されております。青木防災㈱様の名前も記載されており、昔から青木防災㈱様とタッグを組んで消防周りに注力していたことが分かります。
当社では毎年必ず消防法に定められた年２回の法定点検を行っています。
また、当社社長は大阪市平野自衛消防協議会の副会長という立場でもあり、私（浦井戸さん）自身も自衛消防隊員として平野自衛消防協議会の「出初式」や「自衛消防技術練成会」に参加させて頂き、総監督なる役割を務めたこともありました。
当社の自衛消防隊では月1回、消火栓を使った訓練も行っております。また年1回の消防訓練においては、長年、大阪市平野消防署様との合同訓練を行っており、令和元年11月実施の消防訓練では大阪市のヘリコプターが当社の上空を旋回することもありました。
このように当社は平野消防署様と二人三脚で防火管理体制を築いてきたと言えます。
ただ、何故ここまで注力しているか、私も約10年この部署に在籍しておりますが、はっきりとした理由は実はわかりません (笑)。
それくらい、平野消防署様と自衛消防隊が力を合わせて防火管理に取り組むことが当たり前になっております。

青木防災㈱について一言お願いします。

＜草野 課長＞
この度、取引の経緯を調べてみましたら、何と1973年から始まっていました。そんなに長いんだなと‥自分より年上の取引実績に驚きました。
お互い同じ平野区にある企業で、これまで長いお付き合いさせて頂いており、問題なく良い関係を築けているのは素敵なことだと思います。
ぜひ今後とも、当社の防火管理を何卒宜しくお願いいたします。

＜浦井戸 課長＞
逆に私より、社内のことは青木防災㈱様の方がご存知かと思います。ここ（本社）だけでなく、富田林工場や三重工場といった全ての工場に毎年２回は行ってもらっていますので‥。(笑)
あと防災と関係無いのですが、ホームページに力を入れられていますよね。興味がありまして、たまに見るのですけど‥猫ちゃんいらっしゃいますよね。うちの女性社員が結構ファンなんです。最初『青木防災㈱にタマスケくんって広報課長いてますよ～』と言われて、何のことかと思っていました。(笑)
今日のインタビューのことを伝えたところ、『タマちゃんに魚か何か差し入れしよかな～』などと言っておりました。(笑)
グッズも出されていて、以前に松本さん（青木防災㈱担当者）から頂いたこともありました。
みんなにも可愛がられる感じがあって、良いですね。