実負荷試験と擬似負荷試験の違いって?

 

実負荷試験と擬似負荷試験の違いは、大まかに以下の通りです。

  • 実負荷試験‥自家用発電機でバックアップする設備を実際に非常電源で動かした状態で、自家発の機器に異常が無いかを確認する点検。
  • 擬似負荷試験‥自家発でバックアップする設備と同容量程度の擬似負荷を自家発に接続して、自家発の機器に異常が無いかを確認する点検。

 

実負荷試験

例えばスプリンクラー設備の自家発について実負荷試験を行う場合、スプリンクラー設備の消火ポンプを起動させて、最遠の末端試験弁を開けて「水をジャー」とした状態で電源を自家発に切り替えて回すことで実際に火災が発生して停電が起こった時と同じ状況で点検ができます。

擬似負荷試験

擬似負荷試験では消火ポンプと同程度以上の電気を使う装置を自家発に接続し、自家発の状態を点検します。

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